2001年シーズンを振り返ってみました。
byそー犬
11月11日、SUGOシリーズ第6戦をもって、2001年のシリーズ戦が終了しました。結局今シーズンは満足な結果は残りませんでしたが、得るものは多いシーズンでした。(失うものも多かったけど・・・)
引退宣言をし続けて5年目、毎年今年が最後かなーと思いながらシーズンに入るのが、最近の恒例行事です。今年も例によって最後かなーと思ったので、思い切ってフル参戦することに決めました。クラスはいつものFR−2B。ここ2年は全然結果が残せなかったので、自分自身かなり焦っていました。3年前にフル参戦して以来、スポットでのレース参戦ばかりだったので、年間通して参戦することによりチャンスを増やそうと思ったのです。全部出れば、1回ぐらいは良い結果が得られるだろうという、甘い考えもちょっとありました。今年のシャーシは、家族やオネーチャン(注:彼女のことですよ〜)に秘密で買ったARROW AX6(まつもと監督が1レース使用したシャーシ)。感触も凄く良く、大いに期待が持てました。しかし・・・
というわけで第1戦。3月にSUGOシリーズは開幕しました。でも、何事も無く終わってしまいました。ほんとに何も無く、後ろの方でバトルも無く終わりました。練習不足もあったかもしれませんが、以前のようなタイム(といっても55秒前半程度ですが)が出せないようになっていました。本当に、このまま1シーズン戦っていけるのだろうか・・・と真面目に思いましたが、まあ、なんとかなるだろうと、あまりそのことは考えないことにしました。この頃から仕事が忙しくなり、隔週の夜勤生活が始まりました。
第2戦。前週の練習中に、でら選手がコメットを全損し、急遽RKクラスに。
「あらら、かわいそうに〜」
と思いながら自分はFR−2Bに。なぜか今回も、TT、予選とも精彩を欠き、決勝は後方からのスタート。しかし、エンジンは高速が良く回り、インフィールドで前車に離されるものの、高速区間で追いつくという展開。ところが、レース終盤、2コーナー手前で突然 エ ン ジ ン が
バン! 何 ? ・・・・・ (注:普通のブローだったら 「ギョッ!!」です。)
キキーッ!(タイヤがロックする音)
バチン! (チェーンが切れる音)
クルクルー (2コーナーに向かってスピンしていくときの音)
ポロポロー (注:決してまつもっちゃんの服装ではありません。念のため)
「何か金属片みたいなものが転がっていく。何だろうあれ?」
「うわー焼きついた!!」
この時点ではそう思っていました。しかし、クルマ(カートのことだと思われます)を降りてよく見たら、キャブの根元が折れている。
「あーこれが原因か。キャブ破損ね。」(これだけでも結構重大事だと思うんですけど)
でも、さらによく見てぶったまげた。コンロッドがケースから飛び出してる!?
「コンニチハ。はじめまして。」とコンロッドが言っていました。(注:でらの余生を生きる でもこんなシーンがありました。 パクリだぞぉ)
コメット全損。ピストンは砕け、砂利のようになっていました。 はーん(ToT)。(これもなんかのパクリっぽいな〜)
2コーナーの土手の上で、自分は何のためにレースをしているのだろうと思うと、すごく悲しくて、涙が出そうになりました(いやマジで)。もう今年も終わったとさえ思いました。でも、AGAさんが迎えにきてくれた頃には、だいぶ気持ちの整理がついていました。パドックに戻ると、みんなは気の毒がってくれて、何て言ったらいいかわからないようでしたが、自分はもう笑うしかありませんでした。まあ、何を言ってもコメット君は帰ってこないんだし。
というわけで、今後レースを続ける為には、選択の余地はありませんでした。そう、でら選手が投入したあのエンジン(台湾製のスゴイ奴)、あれを自分も投入するしかない!
第3戦。とゆーわけでRKクラスに出場。PRDはコメットと比較して、高速の伸びは無いものの、ピックアップが良く、トルクが若干太い。踏んでいきたくなるようなエンジンでした。そして驚いたことに、コメット時代3年間で合計10ラップ位しか出したことの無い54秒台(恥ずかしい話ですが)が、いくらでも出せる!自分でもびっくりしました。これで今年1年、何とかやっていけるかもしれない、そう思いました。しかし、出場選手はほとんどが元全日本や元地方戦の選手。このメンバーの中で、自分はどれだけのことができるだろうと思いました。
今回は、さすがにお金が無いので、タイヤは前回のレースで使用したタイヤを使おうと思っていました。レース当日、公式練習では、レース用の古いタイヤ(注:レース用の古いタイヤ=たぶんミシュランを履いたのでしょう)を履いて55秒フラット。新品を使えば、54秒中盤は出そうな気配(ここまで決断を引っ張るってとこが、さすがベテランの味)。悩んだ挙句、TTで新品を投入することにしました。TT皮むきなんて初めてだったし、早く皮むきしなきゃと思いつつ、1周目から飛ばして行き、そのままのペースでタイムアタックに突入。自分では、そんなに攻めたつもりは無かったのですが、結果は驚きの3番手。TTで54秒台を叩き出したのは初めてでした。レースの結果は5位と振るわなかったものの、トップグループが見える位置で、しかも同じようなペースでレースができ、かなり手応えを感じました。ここで、“何とかやっていけるかもしれない”が、“やっていける”に変わったような気がしました。でも、良いことはそんなに続かないもので・・・
第4戦の事前練習。走り出してすぐ、まずはキャブを濃い目にしてスタート。数周した後、最終コーナー立ち上がりで、ハイを絞ろうとキャブに手を伸ばしたその瞬間、
とぉっ、とんでもないことがあぁぁ!(ガチンコ風)
バン! 何?・・・・・(またかよ〜)
キキーッ!(タイヤがロックする音) (分かったってば)
バチン! (チェーンが切れる音) (も〜いぃっちゅうに)
カラカラカラ・・・(惰性で1コーナーに向かう音)
「うわー焼きついた〜ん。」
今回もこの時点ではそう思っていました。
「今回は、コンロッドも飛び出していないから大丈夫だ。まあ、しょうがないか。」 と思ってよく見たら、
「あれ?キャブから金属片が出てる!ベアリングの破片?オイオイまたかよー。」
急いでSHOPにエンジンを持っていき、開けて見たら、コンロッドの大端(だっけ?)(覚えてましぇ〜ん)側がちぎれてる!ああ・・またか・・・やはり自分は笑うしかありませんでした。仕方ない・・またもニューエンジン投入・・・PRDの1代目は1レースで死んでしまいました。
第4戦。2代目は、ナラシ直後に軽く流しただけで54秒中盤が出て、えらく調子が良く、シャーシの動きもすごく良かったのですが、昼休みにインテグラの走行会があったせいで、路面が台無しになり、セッティングを煮詰めることができずに終わってしまいました。レース当日は、前日の好調が嘘のように苦しみ、結果は表彰台まであと一歩の4位。後で判った事なのですが、この時期の新品タイヤが駄目タイヤだったようで、かなり差がついてしまったとの事でした。まあ、自分の頑張りも足りなかったのかもしれませんが。それ以外のことは、あまりの暑さに忘れてしまいました。
第5戦。前日朝まで夜勤の為、当日入り。タイヤ問題はまだ続いていて、結局レースタイヤはフロント新品、リヤ中古という状態。たいしたタイムも出ず、おまけに予選ヒートでは同じ奴に2度も突っ込まれ、散々でした。これ以上は、思い出したくも無いです。
第6戦。第5戦の後、仕事が忙しくて(10月の残業110時間達成!)(注:こういう状態が続くと過労死、と言う事になります。みなさん、気をつけましょう)ほとんど練習ができない状態。前日のタイムはそこそこ。しかし決勝当日のTTでは、他の選手が意外に伸びてこなくて、なんと驚きの2番手。フロントローからのスタートなんて10年振りだったので、結構硬くなってしまいました。傍目には、ロボットのようだったという話も・・・結局スタート加速に失敗し、挙句の果てにクラッシュ。決勝もペースが上がらず、何事も無く終了しました。良い所も無く。
このレースはそーちゃんにしては、珍しくスケベ根性(失礼♪)丸出しでした。欲出しすぎだっちゅうの(笑)。結局、本来の走りに戻ったのは決勝レースも後半になってからだったしねぇ。
今年一年を振り返ると、結果は残らなかったものの、少しは収穫もあったかなと思います。今更ながら、自分に足りないところや課題も見えてきました。一言で言えば練習が足りなかった。仕事が忙しいというのが一番の理由(というか、言い訳)でした。ただ、忙しかったおかげで、資金的に余裕があったのも事実だったんですけど。
自分も30代になり、体力の衰えを感じている今日この頃ですが、佐々木夫妻、あ○゛っち、山田さんなどの頑張りを見ていると、それもただの言い訳だったのかなと思います。自分だってまだまだ逝ける筈です。最近、この時期になると引退を考えるのですが、彼らの頑張りを見ていたせいか、今年は全然そんな気がしなくて、早く来シーズンが来ないか楽しみなくらいです。来年のシャーシはどうしようかなー。どうすればいいと思いますか?(アローチームとしてはAX−8をお勧めしています。byまつもっちゃん)
さあ、年が明ければ、12シーズン目が始まります。SL一筋12年(てゆーか、地方戦に出る勇気が無かった)、よくもここまで続いたもんだと思います。でも、12年もやってる割に、いまいち逝けてないですけど。
最後になりましたが、今年一年何かとお世話になりましたANNY様、チームのみなさん、有難うございました。来年こそ、結果が出せるように頑張りますので宜しくお願いします。
−ANNYより−
チームのムードメーカー、そーちゃん!今年もいろんな面でチームを支えてくれました。一年間、お疲れ様でした。
いろいろあって大変なシーズンでしたけど、でも、そーちゃんならもっともっと逝けるハズ!チャンピオンを獲ったシーズンを思い出し、更なるレベルアップをして、来たるべき<復活の日>に備えましょう。
来シーズンは期待してまっせぇ!!