8/12に行われたARTA CUP K55クラスに出場した入江選手からレポートが届きました。
リザルトはもらってきてないので、ごめんなさいm(_ _)m。
【 2001 ARTA CUP】
8月12日 天気は曇り時々雨。金曜日からコース入りし練習を始め、金曜日はドライ、土曜日はウエットと両方のコンディションで走りどちらのラップタイムの好調で、不安といえば日曜日の天気で予報は曇り時々雨の降水確率が50%と微妙な天気予報であった。
L-STDクラス、出場台数は45台。決勝に残れるのは34台。練習では好調とはいえ何が起こるのかわからないのがレース。気を引き締めてレースに挑んだ。
【公式練習.タイムトライアル】
土曜日から天気が不安定で路面が濡れたり乾いたりとタイヤ選択が難しい。公式練習の時の路面は乾いていたが、L-STDクラスから始まったので路面は比較的悪い方ではあった。1周目でフレッシュタイヤの皮むきをし、練習用タイヤに履き替えてアタックの開始。ラップタイムはトップから0.3秒差。マシンの動きもいい様子なのでこのままタイムトライアルに進んだ。
タイムトライアルの出走順はくじびきで決まり31番手からのスタート。路面は時間が経つ程よくなるから少しだけ有利か? L-STDクラスのタイムトライアルが始まり、いつもより自分の番が遅いせいか緊張が張り詰めていく。とにかくミスをしないように金曜からの好調をそのままだせばいいんだと、なんども気を落ち着かせる。自分の順番になりタイムトライアル開始! ミスなく走りきったつもりで、この時点で3位!このあと一台に抜かれ、結果4位!! 順調なすべりだしをきった。
【予選ヒート】
予選ヒートは2グループに分かれるので、TT4位の自分はBグループのセカンドになる。天気の方も雨は降らない様子でドライコンディションでの予選となった。出走台数は22台、予選通過は14台でこれ以下はセカンドチャンスヒートに移りそこから6台が決勝へ進むことができる。予選ヒートが始まる前に松本監督から「止まったら死ぬきで押してください!」の一言。そう予選で一番重要なことは、止まらない事!とにかく無事に予選は終わりたいのが希望であった。
予選ヒートが始まった。スタートは、ミススタートもあり2回のスタートをおこなった。一回目はスタート直後3位になったが2回目は2番手でスタートラインを通過、まずまずのスタート! 自分のタイヤの状態とトップの様子をうががいながら周回を重ねていく。トップはタイヤのエアが低いのか?4コーナーの立ち上がりが悪くマシンも暴れていて落ち着きがない。4コーナーの次のヘアピンでトップに立つが、自分もS字でミスをしてしまい。次のコーナーで抜かれてしまう。相手の動きを見ていると、落ち着きがないので気持ち的にあせりがうかがえる。実際、カートを左右に振り回し、まるで暴走行為をしているかの走り。自分の目の前でこんなことをされると、さすがの自分もキレてしまう。3コーナーの入口でもう一度抜いてトップには立ったが、追突されはしないかと悪い予感が頭をよぎる。
そこから、後ろからのプッシュもなくトップを走行。途中から2位争いがあったらしくカート5台分、自分との差が開いたという。しかし、さっきトップだった選手がぐんぐん追い上げてきて、最終ラップの最終ヘアピンで抜き変えされてしまった。しかもそこで、もう一台抜かれてしまい予選を3位で終了した。
予選ヒートの結果表を見るとベストタイムは自分であった。予選はS字入口のミスが目立ち、つまらない事で差を広げられなかった。ミスがなければ予選は1位で通過できたかもしれないと思うと残念でしかたがない。だけど決勝は6番手からスタート!!表彰台を狙うには十分な位置ではあった。
【決勝ヒート】
午前中にL-STDクラスの予選が終わり、午後は他のクラス予選→L-STDクラスのセカンドチャンス→決勝というタイムスケジュール。L-STDの決勝は一番最後となり、決勝時間は4時20分と待ち時間が長い。ここで心配なのが天気。午後から路面を濡らす程の雨が降り、各クラスともウエットコンディションのレースとなった。
雨は時々強く降ったがすぐ止んでしまう。日も差さず霧雨程の雨が路面の渇きを遅らせる。このままドライにならないで自分の決勝になるのか?ハッキリしない路面状態に気持ちが落ち着かない。
たしか、L-STDクラスの3クラス前の決勝で少し強い雨が降ってきて少しづつ乾いてきた路面を濡らし始めた。この雨で自分の決勝はウエットと判断!決勝一時間前にセッティングをウエットに変更した。トイレに行く時に他の選手のタイヤを見るとみんなウエットタイヤだったので、あとは決勝に集中するだけと気持ちを落ち着かせる。
L-STDクラスの前にFAクラスの決勝が行われた。このヒート中の後半になると路面が乾き始めてきた。FA終了後ダミーグリットに並んだとき、松本監督が他の選手を見に行ってくると「みんなドライ!」と大急ぎで戻ってきた。マシンをテントにもどし、慌ててドライ使用に変更! エンジンとギヤはウエットのままでセンターベアリングもウエット使用のまま。ダミーグリットに戻った時はスタート1分前とギリギリセーフ! なんとかローリングには間に合ったが、深呼吸も出来ないままローリングが始まった。
走り始めると風が顔にあたり、スタート前の混乱で息が乱れていたのでとても気持ちが良かった。この時に気持ちが落ち着き、路面状態とタイヤのグリップ力をローリング中に把握。路面は走行ライン以外は濡れていて濡れたところでカートを止めるのは、やや難しいかなという状況。
そして、スタート! ローリング中に前のカートが隊列に入れなかったため、4番手のポジションからスタートをした。最終コーナーが外側(1コーナー側)にふくらむラインなのでグリップ力はイン側が有利、加速が遅れ2コーナーを過ぎたところで5番手になり最初のラップを通過した。追いかけながらも、ブレーキを踏むタイミングが最も難しい路面。最初のヘアピンで止まり切れずオーバーランした前車をパスし4番手に上がる。ここまでのレース展開は順調であり、前を必死になって追いかける。S字の立ち上がりが前車より早いことに気づき最終ヘアピンで入口で3番手の選手に並んだ。しかし路面が濡れていたため止まり切れず、しかも2台に抜かれてしまい6番手に落ちてしまった。そこから、追いかけるが精一杯のペース。コーナー立ち上がりで滑ってしまい、どうすればこの路面でペースを上げられるのか? 前半は苦しい展開がつづく・・・・・。
5番手を追いかけてきて路面かタイヤがよくなったせいか、徐々にパッシングが出来るペースになってきた。5位に上がり4番手を追いかける。4番手を追いかけながらチラッと3番手との差をみると、だいぶ差がひらいてきてしまっていた。もう追いつかないのか?なんとかして追いつけないか?ペースを上げられないのか?前を追いかけながらも、自分のペースを上げる方法を考える。
4番手を追いかけてる時に路面が滑りにくくなったなあと感じはじめた。実際ペースも4番手より自分の方が速いと気づいてたし、もっとペースが上げられるのではないか?と思い始めていた。そして、心の中で抑えていたものを少しだけ開放し1コーナーに侵入した。
結果は、コースアウト・・・・・・・。 今年のARTA CUPが終了した。
【感想】
今回は残念な結果になってしまい手伝ってくれた松本様・田名網様や仙台から来てくれた石山さんには申し訳ありませんでした。そして応援してくれた方、すいませんでした。
ふりかえると、心配した天気がずばり当たってしまい、状況判断や技術的なミスが目立ったレースだったなとレポートを書いてそう思いました。気持ち的に焦りは無かったが、45台という台数と路面の変化に対応できなかったのが良い結果に結びつかなかった原因だと思います。
茂木でのレースは、あと3戦。今回結果が残せなかった分、のこり3戦で結果を出したいです。