レースレポート
●2000年8月13日 ARTAカップカートレース もてぎ
・FAクラス ドライバー:松本真哉
金曜日
初の2DAYレース、金曜日にやることは多い。
しかし、今年3月にレースをやっているだけに、基本的なセッティングは出ているので、やることはおもに、初のVORTEXロータリーの感触をつかむのと、タイヤが違うことによるセット変更。
33℃という暑い状況の中、7セッションかけていいセッティングを出すことが出来た。
新品タイヤを早めにおろして感触をつかむ。
BSのタイヤは横方向のグリップがいい。これこそハイグリップという感じがする。
セットアップは中古タイヤで進め、トップタイムから0.6落ちというところだった。
土曜日
午前3セッションの練習の後、昼休みも無く早々にドライバーズブリーフィング、公式練習と続くかなり忙しい図スケジュールだった。
公式練習@
翌日は台風の影響で、予報では確実に雨が降りそうな感じ。
まずはレインタイヤの皮むきを行い、すぐにドライタイヤへ交換。
今朝までのセッティングでマシンの動きは好調。
1度ピットインしてエアを調節後、さらに動きが良くなって自己ベストタイムを更新。
全体のタイムでも、FSAドライバーの2人に続く3位タイム。
おぉ!!俺も捨てたもんじゃないかも。
しかし浮かれていられたのはここまでだったのでした・・・・
タイムトライアル
出走順は9番目。SLタイヤであらされた路面だけに、若干不利か。
とにかく、セッティングはばっちりだから、後は緊張に抑えて練習通り走るのみ。
走り出してみると、あれ?どうして1〜2コーナーでこんなに食われるの??
ブレーキングでもやけに流されるし、S字の先では荷重がかかるとタイヤがたわみながらずるずると逃げていく。
1周目、緊張しちゃったのかな?とおもい、気を取り直して2周目に集中。練習通りを心がけるが、どうもグリップしない。タイムは!?って感じの遅さ。
原因はエア。上がりの予想を間違え、考えていたエアより0.1も低かったのだった・・・。
30位以下を覚悟したが、以外に落ちずに20位だった。
予選第1ヒート
予選は2クラス分け。ひさしぶりだ。
Bグループ10位スタート。
後ろにはあの鈴木亜久利がいる。
スタート。少し順位を落とす。
うーん。どうも最近スタートが良くない。何でだろ。
去年まではスタートで落ちることなんて無かったのに。いけてないな。
少しずつ順位を上げるが、回りもなかなか速くて、抜き返されたり・・・
序盤の混乱も収まり、ペースも落ち着いてきたと思ったら、またしてもペースが上がらない。
それどころか、ストレートエンドで抜かれる。
今度は右りやタイヤのエア抜けだった。左コーナーの多いもてぎで、右リヤがおかしくなるのは致命的。
1、2コーナーでは食われまくって車速が乗らず、バックストレートが伸びなくなってしまっていた。
結果13位。がっかり。
日曜日
予報では雨だったものの、結局1日通してドライだった。
公式練習
セカンドエンジンをつんで、タイヤのエア抜けを確認、フレームセットも確認した。
セカンドエンジンはストレートエンドの伸びがいまいちで、タイムはそこそこというところだった。
予選第2ヒート
13位スタート、今度はまあまあのスタート。
しかしマシンの動きがあまり良くない。路面が若干悪く、それに対してフレームが硬いようで、フロントの入りが悪く、向きの代わりも悪く、荷重がかかるとリヤが逃げてしまう。
とはいえ、走り出してしまったら、後はドライバーががんばるしかないのだが、
あまり仕事が出来たとはいえないな。
ふらふらしながらもバトルを重ね、10位でゴールとなった。
決勝
予選でのマシンの動きからセッティングをどうすればいいかという判断は、練習の感触から容易についたので、
あまり悩むことも無く、あとはドライバーの問題。
予選総合は22位スタートとなった。
スタートはまあまあで、とりあえず順位キープ。
しかし、2コーナー手前で混乱があって順位が目茶目茶になってしまう。
上がったのか下がったのかわからないが、とにかく抜いていく。
セッティング変更は読み通りで、マシンの動きは問題ない。
徐々に上がっていくが、途中でストレートが速い奴と、抜きつ抜かれつのバトルにはまってしまう。
俺がインフィールドの最後で抜けば、次ぎの周のバックストレートエンドで抜き返される。
そしてその周の最後に俺が抜き返す。
そんなことが4周くらい続いた。
いつもだったらもっと早めにバトルをやめて後ろを着いていく作戦に切りかえるのだが、
今回はちょっと意地になってた。
でも、いつまでもやって後ろから来たやつとバトルになるのもばかばかしいので
ここは大人になってひくことにした。
でもなんかすっきりしないんだよな。結局は負けたって事だもんね。
後ろについて前の集団を追いかけていたのだが、さらに後ろから来た早い奴に間に入られ、
間隔が開いてしまった。
そのまま3台で走って9位グループが見えてきた。
そして追いつき残り2周。しかし、順位を上げることが出来ず、そのままゴール。
最終結果は15位だった。
リザルトを見てみたら、トップから18位くらいまでのベストタイムが0.2秒の中に固まってる。
すごい混戦のレース。タイムは悪くなかったんだけど、上がって行けなかったわけだ。
全日本FSA、FA、ICAから結構な顔ぶれがそろった今回のレース。
かなり残念な結果になってしまったが、いい経験にはなった。
これまで、混戦の中を上がっていくというようなことは比較的得意としていたのだが、
ここまでタイム差が接近している中でのバトルというのは経験も無く、
そういう点でかなり劣るところがある。
もてぎワールドカップに向けては、そういった点をイメージトレーニングでもして補っていかないと行けない。
のこりの全日本でも、混戦の中の走り方という課題をもって望みたいとおもう。