※セッティング考察
レーシングカートが速さと強さを競う競技である以上、
マシンのセッティングを無視する事はできません。
セッティングについては諸説さまざまな意見があると思いますが、
辞書を調べて見ると
セッティング = 物を配置したり、新たにとりつけたりすること setすること 機械装置などの調節
このような説明がされています。
レーシングカートで言うセッティングとは
「機械装置などの調節」 にあたるのだと思いますが、
この調節をすることで、マシンはどう変化するのでしょうか?
セッティングはまさに調節、調整なのです。
それはバランスを取る(変える)事であり、マシンの性格を変える事に繋がります。
当然、そういう事をすると、良くなる部分が出てきます。
これがセッティングの効果=速さの部分です。
しかし、バランスを変更するという事は、当然今まで取れていたバランスのある部分を崩すという事です。
セッティングは良くなる部分と同等に悪くなる部分が出てくるのです。
そのマシンを人間という曖昧な生き物が操作して、良し悪しを判断するのですから
セッティングで変更した部分のフィーリングが自分に合っていると良い判断を下し、
それが合っていないと悪い判断してしまいます。
一度良いフィーリングを味わってしまうと、
その時点で出ている悪い部分を見ようとしなくなります。
その上、セッティングでもっともっと良くなるという思いが強くなり
どんどんセッティングを変更していってしまいます。
一度良いフィーリングを持ったセッティングには信頼を持ちます。
そのマシンに良いフィーリングのセッティングを更に加えることで良さが増幅するハズ!
という妄想を抱きます。
たぶん
1 + 1 = 2
2 + 2 = 4
頭の中はこうなってしまいがちです。
数字はセッティングの箇所や回数ですから、
当然、見えない(見ようとしていない)悪い部分も同じ数だけ増えているのです。
当然、近い将来そのマシンは破綻を向かえます。
うまく行っているうちは
1 × 1 = 2 ・・・
2 × 2 = 6 ・・・・・・
なぜか頭の中ではこうなり
うまくいかなくなると
その時点では後には引けない状態になってしまいます。
2 ÷ 2 = 4 ・・・・・・・・
1 − 1 = 2 ・・・・・・・・・・・
そこで、ハマッた事に気づくのです。
そんなときは
勇気を持って撤退、後退!
ノーマルが一番!
世界レベルのトップメーカー 、トップメカニック、 トップドライバー
そんな連中が数十台集まってレースの中で開発していったマシンを使っていますよね。
まともなシートポジションでまともなドライビングポジションのマシンなら
速く走って当然!となれるように、がんばりましょう!
<結論>
セッティングではマシンは速くならない!
速く走って当然までできるようになると
セッティングで、マシンは面白いように強くなるんだよ。
どうやるかは、教えな〜い♪