※冷やす



人間の体は動くときに熱を発生します。
走り終わった体は、当然熱を持ったままの状態になっています。

体が熱を持っていると、エネルギーはどんどん消費され
休憩している状態でも、疲労が進行していることになります。



プロ野球の投手が行っているアイシングを、テレビなどで目にする機会も多いと思いますが、
あれは「冷やす」行為を積極的に取り入れている良い例だと思います。

投球を行った腕は、毛細血管が切れた状態になります。
毛細血管自体はすぐに再生するのですが、
切れた時点では、通常では血が流れない部分に行ってしまうことになります。

アイシングをする事で切れた血管の血流を一時的に止めてしまい、

その間に再生を促します。

更に、アイシングによって縮められた血管は血行が悪くなります。
しかし、アイシングを終了すると、縮まっていた血管はリバウンド効果で元の太さ以上に広がります。

そうすると血流に勢いがつき、疲労物質も押し流してくれる効果もあります。

(立花龍司のコンディショニング 著 参照)



レーシングカートでの走行は、野球の投手のように局所を積極的に使うスポーツではありませんが、
このような「冷やす」という考え方は大いに参考になるハズです。

次の走行やレースの前日練習後、翌日に向けて少しでも早く回復の状態をつくるためには

「冷やす」 ということが以外に効果があります。


具体的には

レーシングスーツを脱ぐ。
体の表面を冷水で搾ったタオルで拭く。
乾いた衣服に着替える。
風通しのよい涼しい場所で休む。
頭から水を被る。水浴びをする。

とにかく体から余計な熱を奪い取り、少しでも早く、疲労の回復が始まる状態を作ることを心がけます。


鈴鹿の8耐などでは、走行終了したライダーがピット裏でビニールプールに入り体を冷やします。
次の走行に向けて体力をすこしでも早く回復する為に行っているのですが、
このことからも「冷やす」行為がどれだけ大事なのかが分かると思います。











続く    かも