もてぎカートレース第1戦レースレポート

PRDエキスパートクラス:田名網宏昭




 今年からPRDクラスへステップアップし、もてぎのレースに出ることになりました。 実はほとんど走りこんでおらず、まだヨコハマタイヤも履いた事がないので、 かなり苦戦が予想されたましたが

「10回練習するより1レース!」

と言ういつもの考えで エントリーしました。

○前日練習

  ヨコハマタイヤはレース用1セットのみで、練習はBSで行うつもりでしたが、去年問題が 出た影響でまともなリアタイヤをもっておらずフィーリングは最悪。朝一のセッションで スピンし回収車に乗るハメに・・・。このタイヤではバランスが悪くセッティングが出せない ので、早くも2セッション目でヨコハマタイヤを使う事を決断。最初からフィーリングも良く、 調子に乗って40ラップもしちゃいました(タイヤ使いきっちゃたかな?)。


○ レース当日

  PRDエキスパートクラスはエントリーが45台あり、キャンセルが出た状態でも実に41台が集まりました。 フルグッリトは34台。へたをすると予選落ちの懸念もありです。


○公式練習 T・T
 フィーリングは悪くないのですがタイムが伸びず、昨日のベストよりかなり タイムを落とし30番手で終了。
 予選落ちが現実的に・・・ヤベ〜(汗)。


○ 予選ヒート

  台数が多いので2グループに分かれて行われる予選ヒート。ここで止まったり、 28番手以下ならセカンドチャンスヒート行き。それだけは絶対さけたい(プライドに掛けて!)。 なんとか順位を上げなくてはいけないのだが、ここで入江さんから重大なアドバイスが!

「エア合っていなんじゃないの?」。

 そう、昨日からずっと無視しつづけていたが、 エアゲージが壊れたようで針が戻りきらない、常に0、3Kあたりを指している・・・(涙)。 壊れててもこれを基準にすれば問題ないと言う考えが甘かった。ずっとハイグリップ並の エアで走っていたみたい(笑)。若干のセッティング変更と常識的なエアで予選ヒートへ。 ローリング中エンジンから「ブスン、ブスン」とイヤな音が・・・。「ヤ、ヤバイかぶった!」 すぐさまハイニードルを全閉にしたが症状は変わらず。コース脇にカートを止め、たたずむ 自分の姿が脳裏をよぎったその刹那・・・、

「PRDってローニードルもあるじゃん!」

 と気づき 5分程絞る。

「ヤター、ふっかーつ!」

 と言っても、すでにローリングに遅れ、最悪の最後尾スタート になってしまった・・・(泣)。 一体何台抜けばいいのか考えてる内にレーススタート。走りだしてすぐ気が付いたが、 レースの感がにぶっている。開幕戦と言う事もあり、ひさびさのレースのせいかもしれないが、 バトルでうまくタイミングが掴めず、ムリなパッシングを仕掛けたりロスが多い走りをして 精細を欠いた。なんとか2台程抜き、前が止まったのに助けられグループで12位ゴール。 ラッキーな展開で決勝24番グリットにはなったが、エアの変更もあまり感じられず、タイムも伸びず 厳しい状況・・・。


○決勝ヒート

  決勝24番手スタート。いつもだったらこう言う状況の場合、昨日からやってきたセッティング等 が信じられず、大幅に変えてしまうか、半分投げ出してなんの変更もしないかどっちかだったが、 石山さんから

「昨日良かったフィーリングを思い出せ、絶対大丈夫だから」

と言うアドバイスが あり前向きに考える事ができた。とにかく今の自分の持ちタイムでは上位進出は難しい。 ムダなバトルは避け、ロスを最小限に抑えながら走る事だけ考えるようにした。 フルグリット34台。スタート前はかなり緊張した(滝汗)。 スタートで前3台程がかぶり、行き場を塞がれそうになったが、なんとかきり抜け順位を上げる 事ができた。実はレースで覚えてるのはここまで。とにかく「前へ、前へ」とだけ考え集中した。 何台抜いたのかもまったく解らず、いつもだったら抜いた後、うしろが気になって、気になって リズムを崩し、メンタルの弱さを指摘されてきたが、今日は違った。うしろとの間合いをチェック しつつ、前のカートを一発でロスなく抜く事に集中できた。後から知ったが、最後は5位からなる 大集団に追いつきゴール。もう順位なんてどうでもよく、100%レースに集中し、自分の力を 全て出しきれたと思える事がとても嬉しかった。順位云々で、間違いなく今回のレースは 自分のベストレースになりました。結果11位。良いのか悪いのか微妙な結果ですが、PRD 初レースにしては上出来かな?快心のレースと言って良いかな?ってな感想です♪。 又、石山さんや、入江さんのアドバイス等々がなければ出せない結果でもありました。 ありがとうございました。




戻る